狂う年/惨月

20240202
・一日の間に歯が抜ける夢と熊に遭遇する夢と鷹に襲われる夢を見た。

20240203
・「暦の上では春ですが〜」←無限に擦られ続けている二十四節気いじりジョーク

20240212
・ノンカフェインのカフェオレを買ったので好きな時に飲めるのだが、まだ疑っているため朝にしか飲んでいない。

20240219
・服装を毎日間違え続けている。そろそろ冬が終わるという事実を直視出来ていないから。それと基準が前回家を出たときどうだったか、なので当然精度が低くなる。

20240220
・飲み会をした。酔う前に胃が液体を拒むことがわかった。楽しくなかった訳ではないけれど、払ったお金を考えたらなんか損したな……と思った。
 人付き合いが苦手なのはその通りなのだけれど、それ以前に人と関わるのが好きじゃないのかも、と帰りの電車の中で考えた。正確に言うと、他人に興味がぜんぜん湧かないのだ。
 普段飲まないし、さっさと家に帰るから気がつかなかったのだけれど、22時過ぎは割とみんな飲んでいる。週末でもないのに。「酔い」って日常的な行為らしい。

20240222
・モネ展に行ってきた

美術館に行くの自体かなり久しぶりで、駅で広告を見て思い立って行ってみた。
まず2階から4階へ上がるエスカレーターが遅い。美術を鑑賞する態度に強制的に入らせるデザインに感動した。
全体の感想としては、「絵うま〜」だった。
特に木の質感がかなり好きで、近くで見ると正確ではない筆跡の集まりなんだけれど、離れてみるとそれが枝と葉がふわりと広がる木々を見事に捉えている。水面に反射する情景もよかった。
モネの絵は基本的に自然がモチーフでヨーロッパの風景ながらどこか日本で見たような気のする景色も多い。それゆえ日本人に人気なのかもしれない。平日夕方だったけれど人が多かった。
普通にカップルとかめちゃくちゃいたし、思ったより美術ってカジュアルなのかもしれない。
もっと変なオタクが一杯いると思ってたのに。

20240225
・あらゆる物事の最初の「面倒だな〜」という部分を越える力が失われている。そこでサポートしてくれる他人の存在が大切なんだろうけど、コミュ障なので他人に頼る初手の「面倒だな〜」が越えられず詰んでいる。

20240228〜20240301
・大分旅行に行ってきた。以下そのときのメモ

無事にさんふらわあに乗船。乗船手続き、名前を言うだけで通った。乗船口の横に指名手配のポスターがあったが、これなら逃げるのなど容易だなと思わせてくれた。
手続きの際、ツーリストの場所を選べたのでYoutube仕入れた知識から窓側を選択した。窓際にだけコンセントがあるからだ。いや〜Youtubeは役に立つ。しかし普通にUSBのポートがどこにでもあったので窓側である必要はなかった。やっぱりYoutubeは駄目だな!

デッキに出て夜景を眺めるのが最高。思ったより陸から遠くてどれが何なのかわからないが、綺麗なものは綺麗。ふと上を見上げると星空が見える。随分と久しぶりにここまで綺麗な星空を見た気がする。
乗船から1時間ほどして、明石海峡大橋が近づいてくる。その前にふと淡路島の方を見ると、淡路島と大阪の間に真っ暗な「無」がぽっかりと存在していることに気がつく。地図上ではそうなのだけれど、それが可視化されたのでテンションがあがった。当然船の方が動いているのに、橋がスライドしてくるような感覚に襲われる。

ロビーで窓を見ながら本を読む。となりの高校生がずっと受験の話をしていた。彼らにとっては帰りの船らしい。
船のスケジュールは我々の日常より早く運行されている。10時に消灯と言われても全く寝付けない。ずっと目を閉じてはいるが、夢の世界に誘われることはない。結局いつもと同じ時間までの記憶が残っている。

2日目は雨だった。朝早くから温泉に入ったり、地獄巡りをしていたら疲れ果ててしまって、お昼過ぎには何もしたくなくなってしまった。あと3時間くらい残っている。マックにでも入って時間を潰すのもいいが、旅行のリザルトが悪くなりそうなので別の何かを探していたら、美術館に行きついた。コレクション展ならなんと200円。これが結構よかった。何より空いててゆっくり見れたのが良かった。想像していた通りの美術鑑賞。モネ展がおかしいだけなのか。重い荷物を持っていたのもあるが、やっぱり絵を見るのは疲れる。今回も後半は流して観てしまった気がする。美術館巡り、趣味にしたい。

帰りの船は揺れがあって、疲れもあったのでずっと転がりっぱなしだった。
しかし船に乗れば社会から隔絶されるかと思ったが全くそんなことはなかった。普通に電波が飛んでいる。関わらないとはいえ周りに人がいるし、普段とあんまり変わらないと感じてしまった。真にひとりにはなれない。


だいぶ強さを舐められている鬼

20240303
・ちょっと前にポケモン竜王戦を見てから、ゲームの面白さについてずっと考えている。

 ポケモン対戦では、同時に行動を決定する仕様上しばしば「択」が発生する。相手の行動Aに対して有利なこちらの行動aがあり、その行動aに対して有利な相手の行動Bがあり、その行動に対して有利なこちらの行動bがあり、行動bに対してはAが有利、といった状況だ。つまり相手の行動次第でこちらの選択が正解にも不正解にもなり得る。(相手も同様)
 ポケモン竜王戦を解説した動画をみると、この択を読んで通せる、つまり自分の有利な結果にするのが凄いと言っていた。そこで私はでもそれって結果論じゃないの?と思ってしまったのだ。

 ポケモンに限らず、同時に行動を決定するゲームでは突き詰めると「運ゲー」になってしまう。いわゆる心理戦に分類されるゲームもそうなるだろう。そういったゲームで真の強者を決めることに意味はあるのか、その時運が良かった人を王者と呼んでいるのに過ぎないのではないか、そしてそれは面白いのか?

 一般的に「運ゲー」はつまらないとされる。では将棋のような運が絡まないゲームこそが真に面白いゲームなのだろうか?
 しかし、将棋も突き詰めていくと先手後手どちらかが必勝になるはずだ。実際AIの研究によると角換わりに持ち込めばほぼ先手必勝らしい。そうなると振り駒の結果が全てを決める究極の「運ゲー」になってしまう。

 結局、あらゆるゲームは突き詰めると「運ゲー」に行き着いてしまう。そこでそのゲームはつまらなくなってしまい、極みに達した者は遊ばなくなってしまう。
 つまり将棋星人は存在しない。将棋星人と呼ばれるほど将棋を極めたら将棋はつまらないゲームになり、将棋を遊ばなくなる。それはもはや将棋星人ではない。だから将棋星人が地球に攻めてくることはない。これを「将棋星人のパラドックス」と呼ぼう。

 結局、実力部分にまだ余白がある(と思っている)限りは面白いゲームになるのだろう。そして極める者達はゲームの破滅に向かって走っていく。そのゲームを面白いと強く思っているからこそ、ゲームをつまらなくする方向へ。

20240308
・始発に乗ったらみんな眠そうにしていた。

20240318
・明日面接で1分間の自己PRをしなければならないのだが、一文字も思いついていない。1分間自己否定ならできるのに。
 短所を言い換えて長所にするといいってどこかで聞いたことがあるのでやってみよう。

運動神経が悪い→私が運動をしている姿は人を笑顔にする
コミュ力が終わっている→寡黙
体力がない→毎日を効率よく生きている

膝の上に猫が乗ってきます、とかにしとこう。これで大抵の人より幸せだから。

20240325
・携帯会社の特典でLINEミュージックを使い始めたけど使いにくすぎる。どうして人が知恵を出し合ってこうなるのか。船頭多くして船山に登ったのか。誰かがspotifyを使っていればおかしなところに気がついたはずなのに。

20240331
・いいかい、トンカツをな、トンカツのような脂っこいものを食べるとすぐに胃腸がぼろぼろになる。それが歳をとるってとこなんだ。
・読んだ本のリストをつけていて、そこでの区切りが4月なので見返していたら、全然内容が思い出せない本がいくつかあった。忘れるのが早すぎて自分でも怖くなってくる。


20240401
・あとがき
世の中の人間、みんな就活を乗り越えてるの信じられない。今日から私と関係のある人たちが働き始めているのも信じられない。

この2ヶ月で自分の精神面について重大な理解が得られた気がします。それがプラスに働いている訳ではないのですが。

アケオメス朝ペルシア

20240104
・疲れるお正月だった。ローカルな現実もテレビをつけて飛び込んでくる現実も、ただただ自分を疲弊させていく。
・コロナの初期やウクライナ戦争の開戦時などはこの瞬間を目に焼き付けておこうとテレビを積極性に見ていたが、今回は全くその気が起きない。
 自分の関心事がより狭くなっている影響もあるだろうが、お正月に起こったという居心地の悪さが大半だと思う。ワイワイ仲間内で食事をしているときに、知らないおじさんが店員に怒鳴っている時のような居心地の悪さ。自分に刃が向いているように錯覚する。同じ他人事であっても正月という「場」が心とそれを接続してしまった。めでたくもないのにめでたいという雰囲気を作っているせいだ。

20240108
・学校やら研究やら就活やら人との交流やらから切り離されてやっと精神が安定する自分のストレス耐性が怖い。身の回りの全てが敵。

20240114
・ぬくぬくおふとん、さいこう

20240115
・今月何もしていないのに半分経ってしまった。しなきゃいけないことは沢山あるのに。

・必要とされたいという欲求以上に、誰にも必要とされたくないという欲求があるかもしれない。全てのコミュニケーションが一方通行であってくれと願っている。

・志望動機って「働ぎたいっ!!!」とかじゃ駄目なのかな

20240117
・この前少し遠出して、温泉に入りに行った。道中の駅には乗車位置の目印がなかった。しかし周りの人たちは平然とある場所に立ち、その位置にドアが来た。温泉よりもこのことが良かった。でもこの良さを文字にするのが難しい。
 頑張って言葉にすると、立ち位置ひとつで周りの人たちが日常的にこの駅を使う「生きた」人であるという実感が湧いたのだ。

(今思うと自分が気付いていなかっただけでどこかに目印があったのかも)
 
20240123
・目薬、墨汁とおなじ匂いがする

20240125
・詩
11時に起きて、
昼のピークを過ぎたくらいの、
一息ついたファミレスに行き、
特に有益なことをするでもなく、
ドリンクバーで3時間粘って、
帰りたい。

20240130
・自分の好きな曲、サウンドが好きなことが多いのでカラオケで入れると安い編曲と素人の声でなんか違うな〜となる。
・カラオケのシステム、世にも珍しい多人数で利用すればするほど利用者側が損する仕組みなの本当に意味がわからない。人数が増えるたびに歌える時間は少なくなるのに、なぜか料金はそのままだ。一体何の料金なんだ。
 タクシーの料金を人数分取られるようなものなのだけれど、カラオケではそれが当たり前に受け入れられている。それでいいのか消費者たち。
 そのシステムしかないから受け入れざるを得ないという面はあるだろうけど、逆にこの程度の理不尽ならば受け入れられるとも言える。全く新しいビジネスを始めるとき、消費者を舐め腐った値段設定をしても案外なんとかなるのかもしれない。


1ミリも悪いと思っていない顔
このマインドで働きたい

20240131
・あとがき
書けないという感覚がいよいよはっきりしてきて、書く気も起きないし書いてても手が止まりまくって中々に辛いという状態です。ついでに現実でも全く冴えていません。
そんな感じなので、少し更新頻度を落とそうかと考えています。ここの読者3人くらいなので誰も気にしないだろうけど。

師==3

20231203
・船旅がしたい。というよりは船の上にいる時間を過ごしたい。物理的に社会から切り離されたいという欲望がずっとあって最近フェリーに乗る動画をひたすら見ている。


「いろいろ」発売中

20231205
・もう12/5ってことは紅葉の季節終わっちゃったってコト!?

20231208
・今月は欲を書く月にしよう。きっとサンタさんが叶えてくれる

・ちゃんとしたイタリアンレストランに行きたい。サイゼリヤとグラッチェにしか行ったことがない気がするから。ガチのピザとガチのパスタを食べたい。

20231209
・ここ数日右腕を動かそうとするとそこそこの痛みが走ることがあって、ちょっと困っている。ネットで調べたら肩まわりが凝っているのでは、とのことだった。確かに首筋から肩にかけて筋肉が固まっている感じがする。カバンの背負いすぎか。
 疲れているとよくこの辺りが張っている。疲れているから張っているのか、張っているから疲れているのかどちらなのだろう。

20231211
・最近喋ってなさすぎるので音声で日記を撮ってみる。その要約。

 昨日からずっと頭(正確には耳の後ろ)がひどく痛い。(詳細は前も書いたのでそれを読んで欲しい。)対処法を知りたくてネット検索をいつもするのだけれど、その過程で「耳の後ろ」にちゃんとした名前がついていないか見ていたが特になさそうだった。耳の後ろの部分にはまだ名前が与えられていないのが面白い。
 今まで症状とよく合致するものが見つからなかったのだけれど、今年初めてこれだ、という病名に行きついた。後頭神経痛というらしい。治し方の欄をみると、1週間程度で自然治癒する(つまり対処法なし)ということで絶望した。
 原因はストレスが多いらしい。今まで9月末に発症することが多かったから季節の変わり目で体調がおかしくなっているのかと思っていたけれど、単純に夏休みが終わるストレスだったのかもしれない。この頭痛自体がかなりストレスなのはどうすればいいだろうか?

(20240101要約、もう2度とやらない。)

20231212
・これを書いている時点ではまだ文字起こししていないけれど、昨日に続き頭痛が酷い。こんなに痛いのにただ神経がおかしくなってるだけなのが怖い。がんとか腫瘍の苦しみだろこれは。右目からずっと涙が出ている。
・それでも今日は一限から授業があるので朝から動かなければならないが、電車がちょっとずつ遅延している。少しの遅れがホーム上に人を溢れさせ、扉の閉まらない列車を生み出すことで遅れが拡大していく。結局20分くらい遅れてしまった。人が多すぎる。やっぱり人類は滅ぼすべきだ。

20231213
・昨日の段階で経験的に頭痛がもうちょっと続くと思ったので心と体を守るためにバイトを休もうと思って代わりをお願いしたのだけれど、運悪く誰も入れなかったので結局バイトに行った。神は私を見捨てるのか。
・運が良かったのは思ったより早く頭痛がマシになっていたこと。激しい痛みはなくてなんかずっとじんわり痛いフェーズに入ってくれたのでバイトはなんとかなった。ただなんだかんだ無理をしていたのか頭全体がちゃんと痛くなってきた。頭頂部周りの血管が広がっている感覚。つらい。ねる。

20231215
・JRが「人と接触」で止まっていた。人身事故じゃなくて「お客様と接触」という表現だったのにいつの間にかそれもやめてしまったのだろうか。もしかして、「お客様」ではない「人」と接触していたのか……?

・今日の気温、凄く良かった。この良さを表現する語彙を持ち合わせていないのが悔しい。2時なのに低すぎる太陽、上着を2枚脱いで半袖になってた人、外より寒いスーパー。冬だということを忘れそうになる。ずっと地面が濡れていたのに自分は1秒も雨に降られなかったのが特に良かった。

20231219
・遅刻する夢を見た。このタイプの夢はよく見るし一瞬肝が冷えるのだけれど、今日の夢はよかった。予定の時間まで1時間ほどあるから散歩していたら、いつの間にか2時間近く散歩していて、本来の予定はとっくに終わっていた、という内容。夢なので具体的な内容は全く覚えていない、というか夢の中にも散歩の中身は存在していなかったはずだけれど、予定も時間も忘れて没頭したという満足感だけが残った。いい散歩だったという感覚だけを体験できた。実際に歩くどころか起き上がりもしていないのに。

20231221
・「男の悩み、終着駅はここ。」という美容外科の広告が電車内にあった。病んでいるので「死?」と思った。

20231224
M-1、8500組くらいから選ばれた10組が出てるのに普通にスベることがあるの怖すぎるなと思った。ただ、あまりウケなかったネタを見返すと、ここで嵌れば次もウケただろうな〜という場合も多い。そこが嵌るかどうかは客層や雰囲気、前のネタなどの漫才師側が制御できない要素によって変わってしまう。今日ウケたネタが明日大スベりするかもしれない世界に人生を賭けるのは決して自分には出来ないと思った。
・2本目イマイチだな〜とか去年の方が面白かったなぁと思うたびにいわゆる「強いネタ」が無限に作れないという事実に慄いてしまう。漫才に命をかけてなお強いネタは1,2個しか作れないかもしれない世界。
 逆に強いネタの希少性からいえば、それらの漫才を名作として評価、保存されてもよいのではないだろうか(環境によってウケが変わるので名演と呼ぶべきか)。漫才への良い入口になってくれるはずだ。

20231225
・髪切りたい
・御座候食べたい

20231228
・忘年会シーズンで、街の全員が酔っていた。素面の自分がおかしいのかと錯覚するくらいに。

20231230
Amazonの荷物が届いたのと同じくらいの時間に荷物を持ち帰ったからここをクリックして詳細を見てね、という詐欺の奴が来てた。偶然なのか、普通に個人情報が漏れているのか。

20231231
・年末年始って「曜日」が無くて素晴らしい。

あとがき
年末感が全然ない。もっと寂しさやしみじみとした感じが毎年あったはずなのに。あと1分で年越しなのに。
年が明けようと明日も休みだしな……

こんなにカウントダウンまでしてみんなで盛り上がってるのに、今それをやっているのはUTC+9:00の人間だけなのが不思議だ。国によっては段階的にハッピーニューイヤーしてると思うとなんだか空虚になってきた。

2023年は心身がすり減るようなことは少なかった気がするが、だからと言って充実していた訳ではなかった。なんとなく、自分の限界を察してしまっていて、何をしても気分が完全には晴れない。

なんだかんだ日記が一年続いたのは褒めていいが、数ヶ月前から明確に書けなくなっている感覚がある。自分から出汁を取り切ってしまったのかもしれない。

老いに抗え!!!2024!!

W←11

2年目に突入!
20231105
・風邪ひいたのでメモする。きっといつか何かの役に立つと信じて……

4日夕方頃から症状(鼻詰まり)あり。5日朝鼻炎用の薬を服用。
昼頃から熱が主な症状に。一回しか測ってないけど37度台前半。
夜の時点で熱、軽い喉の痛み、倦怠感。夜の薬は風邪用のものを服用。

20231106
・症状メモ2
起きたら昨日よりはマシになっていた。熱は37度前後。午前は怠さが残っていたが午後はそれほどでも。鼻詰まりのせいか首から下は元気なのに頭だけぼーっとする感覚。

・外で雨が降っていたことに全く気が付かなかった。頭回ってなくてなんか外暗いなとしか思ってなかった。

20231107
・症状メモ3
症状が鼻から喉に動いた。身体も怠い。熱はあったりなかったり。普通に動ける程度ではある。

・人と喋らなさすぎて喉が枯れていることにしばらく気がつかなかった。

20231108
・症状メモ4
喉の痛みと咳だけになった。測ってないけど熱は多分ない。

・朝起きても疲れていた。風邪なのに若干無理しているせいだろうが、今週は予定が詰まっているので頑張るしかない。最近体力の低下を実感する。高校生の頃の無尽蔵の体力が欲しい。

20231111
・症状メモをつけ忘れていたが、ずっと変わらないので問題ない。咳あり熱なし。

・ずっと疲れが抜けない。昨日一段落したから温泉に行こうと思ったらその元気もなくて家で寝ていた。

20231112
・こんな性格の奴誰が採るねんと思いながら毎回正直に適性検査に答えている。

20231113
・温泉に行った。温度もちょうど良く、かなりリフレッシュ出来た。
 温泉に入っているときはお湯の温度以外の思考が出来ないような気がする。そこそこ人が居るのに誰も喋らない本当に静かな時間が流れている。家族で来ているような人たちも先に上がるやらどうやらといった一往復の会話しかしていないから、会話に思考のリソースを割けない場なのかもしれない。情報どころか思考からも遮断される状態、これが精神にいい影響を与えてリフレッシュ出来るのかもしれない。
 この状態ってある種の悟りなんじゃないかと思う。俗世と煩悩から切り離された純な状態。これからは寺ではなく温泉で修行をするべきだ。
 ストレスも解消できて思考も奪えるので、独裁者は各地に温泉を作るべきだなとも思った。


入っていい花壇

20231117
・「サマーウォーズ」は2009年公開らしい。14年前のことである。これを聞いて意外と最近だな、となった。〇〇が実はもう○年前の作品!と聞いてそんなに昔!となるのは歳を取ってしまった我々の哀れなあるあるではあるが、逆のパターンも存在しうるのは意外だ。人類はまだ時の流れに抗えるのかもしれない。
 なぜこの感覚になったのかというと、公開時は小学校低学年くらいで記憶がなく、その後金曜ロードショーで毎年のように「名作」として取り上げられているのを見ているからなのだと思う。何となくラピュタとかもののけ姫と同じカテゴライズをしていて、まあ2000年代前半くらいの映画でしょ、と思っていた。(デジモンのイメージも影響してそう)この感覚はどのくらい共感されるんだろうか?

・ちなみにWikipediaで調べたらサマーウォーズ興行収入は16.5億円らしい。今の映画業界を考えると随分と少ない気がする。映画って旧世代のメディアな感じがするのに拡大し続けているのは凄い。自分が最後に映画館に行ったのは7年前くらいだけど。えっ、もうあれから7年!?

20231120
・人生における目標がないことに最近気がついてしまった。これの為に頑張る、ということがなくてあまりモチベーションが上がらない。貯金も何故かたくさんあるのでバイトもほどほどにしかしていないし、大学のお勉強も頭が良くないのでそこまで真剣にやっていない。色々と諦めてしまっているのが悪いのだろうけど、今更心に火を灯すのもなかなか難しい。
 ただ、世の中の人も家のローンとかのために頑張ってる人が多いんじゃないかという気もする。

20231124
・また調子の上がらない日々が続いている。秋から冬の変わり目なのかもしれないけれど、前の体が軽い状態が完全に終わってしまったのが悲しい。もしかすると今の重い状態が普通で、前がボーナスタイムだったのではという考えが頭をよぎりゾッとした。

20231126
・ちいかわ、凄すぎる。あの絵柄でやってるというギャップもあるのだろうけれど、普通に漫画表現がめちゃくちゃ上手い。それでいて投稿間隔というフォーマット特有の要素まで操って我々を斬って来る。ちいかわは基本的に短い話が中心だが、今回の長編はその気になればいくらでも面白い漫画を描ける、というのを理解させられるような圧があった。今1番凄い漫画家はナガノ先生かもしれない。

20231128
・久しぶりにライトノベルを読んだ。2時間かからず読み終えてしまってライトだ……となった。設定以外の部分でこの軽さがどこから生み出されているかは分からなかったが、そもそも若者をターゲットにしているから自然と文章も若者が読みやすくなっているのかもしれない。逆に中年に読ませるとヘビーに感じるのだろうか?
 読んだのは「誰が勇者を殺したか」という本。設定はファンタジーだがラノベの本流からは外れるもの。Youtubeのshortで紹介されているのを見て面白そうだったので買ってしまった(なんだか負けたような気がする)。本を手に取って分かったのだが、その紹介はほとんど裏表紙に書いてあることしか喋ってなかった。それだけで上手く紹介してしまうのだから、話術が凄い。
 ファンタジー世界であることを置いておけば、一般小説でも通用しそうなのだが、いくつかラノベ的な要素が残っていた。このラノベ的要素を抜いても物語として成立するし、なんなら抜いた方がカチッとして良いのではないかとも思ったがライトノベルのレーベルから出ている以上必要な要素だったのだろうか。
 こうやって今感想を書きたくなったくらいには面白かったのだが、「タイトルこれじゃなくね?」と思ったので読んだ方は同じこと思ったかどうか教えてください。

20231201
・あとがき
毎年この時期にどこかの学園祭行きたいな〜と思って結局行かないというのを繰り返しています。漠然としたモチベーションでは大学までの道のりに勝てない。
今年もあと1ヶ月になってしまいました。今年なにもしていない気がする。肉体的にも精神的にも万全な日がないのだけれど、来月を乗り切ればきっと楽しい毎日があるはずなので頑張りたい。

まだ秋のあるうちに

pvを気にするのは辞めました。

20231007
・なんだか何事にも興味が湧かないというか、熱が入らないような感じの日が続いている。何もしていない訳じゃないのに、日記に書くことが何もない。

20231008
・日記に書くことを捻り出すため、バイト中どうでもいいことを考えていた。
○○○○○ セブンイレブン いい気分
川柳になるな、と思っていた。標語なのでそういうリズムに収まるのはよくあることだけれども。「あなたとコンビに ファミリーマート」も下の句になる。

募金箱 セブンイレブン いい気分
酒呑んで セブンイレブン いい気分
「金を出せ!」 セブンイレブン いい気分
デスゲーム セブンイレブン いい気分

20231011
・改札を通るとき、ICのタッチ部分やディスプレイのデザインが変わっていて何故かゾッとしながら通った。

20231013
鶴瓶が不祥事を起こして回収される天然ミネラル麦茶

20231015
・携帯を変えた。なんか途中でめんどくさくなってこれが本当に安いのか分からないまま契約してしまった。
 契約に使う手元のタブレットをチラ見したらかなり丁寧に手順が書いてあった。多分店の人もよく分かってないまま契約してるんだろうな〜と思って少し安心した。ほぼ全ての国民が持っているのにほぼ全員がよく分からないまま契約してるのって凄く面白い。
 住居の契約とか税金とかもそうで、ほぼ全員に関係するのにみんなよく分からないまま支払っている。GDPの数パーセントがこのよく分からないまま発生しているお金だと思うとアツい。

・「お得」という概念から離れて非合理に買い物する瞬間が1番気持ちいい。

20231018
・最近めちゃくちゃ体調がいい。朝そんなに眠くないし、ずっとあったダルさみたいなのが抜けた。これで少しは日記の頻度が上がるかもしれない。
 結局季節の変わり目で体がついていかなかっただけなのだろうか。毎年この時期に何らかの不調が来るので対策できるならしたい。

20231021
・家から出た時に雨が降っていたので傘を持っていったら2分で不要になった。しかも結構一時的な雨だったらしく、誰も傘を持っていなかった。悔しい。

・「明日は何もない」という状態は本当に心と体にやさしい。何も考えずになんだか幸せな気持ちのまま眠れる。365日こうであって欲しいのに、現実は全くそうでない。


非直感的な看板

20231024
・iPhone14から前使ってた8に持ち替えると小っさ!となる。買い替えた時は逆だったのに。こうしてスマホはデカくなっていったんだなと思った。
・ボタンがあった方が圧倒的に操作がしやすい。これは慣れの問題ではない気がする。世の中はやっぱりよくならない。

20231026
インターンに参加したら一気に体調が悪くなった気がするのでもう就職できないかもしれない。

・最近日記を書いていて「なんか違うなぁ……」となって適当なところで打ち切ってしまうことが多い。上手く書けないというか、これは自分の文体じゃない!という感じになってくる。最近普段触れているものの文体に侵食されているな、と書きながら思ったりしている。おかげで長い文章がちっとも書けない。

20231029
・この前お金渡すから外で晩御飯食べて来て、という日に帰ってからもう一度外に出るのが面倒だったから弁当とおかず一品買って食べた。なんか社会人になってからの食事って毎日こうなんだろうなと思ってなんか絶望した。

20231030
・コンビニに入ったらホットスナックの棚が完全に空でびっくりした。誰かが全部買っていった光景を想像した。

20231101
・あとがき
これで日記を始めて1年が経ちました。こんなに続くとは思ってませんでした。2,3人しか読んでないっぽいので読者の応援のおかげではなく本人の惰性だけで続いています。
今月は色々環境の変化がありましたが(書いてない)精神的には気楽だしまだ秋だし元気です。ここ数日胃腸がヤバいけど……

苦が続

20230904
・先月は結構頑張って日記を書いていたが、毎日日記を書く行為は出力に対して自分の蓄積が追いつかないと気がついたのでやめてみた。自分の1日の蓄積は文章にすると3行にも満たないことになるが。

20230907
・この前、うるさいキリスト教街宣車がいた。あれがキリスト教的にどれだけ普通な考えなのかはわからないが、大体次のことを言っていた。
神を信仰する→死後天国に行く
神を信じない→死後地獄に行く
 この信じないと悪いことが起こる的な論法って、信じていない人からすればその論理も信じていないので効果がないと思うのだけれど、あくまで信者向けの論理なのだろうか。
 それはさておき、これを聞いて「死」とは何なのかという問いにぶち当たった。死後天国または地獄に行くのであれば、死を挟んでも意識の上では継続しているので「生きている」と言えるのではないか。つまり主観的には「死」は単に別世界への移動と捉えられる。一般的な「死」のイメージにある「消滅」的な要素はこの世界観では存在しないことになる。
 死後の世界というフレームワークだけで死の恐怖に対する救済はできているのにそこに天国と地獄の二択を加えて神を信仰させようとしてるの悪いな〜と思った。

20230910
ラグビーを見ていた。ラグビーはかなり不思議なスポーツだ。ちゃんとメジャーなスポーツで見てて面白いのにルールに納得感がない。例えばゴール(トライ)を決めた後にさらにボーナスポイントのチャンスがある。ファウルのあとスクラムとかいう別ゲーが始まる。
 他のスポーツは基本一つのことをやっているのにラグビーは色々なことをやっている印象を受ける。どちらかというとテレビゲームに近いようなことをやっている変わったスポーツだ。


条例に不服なコンビニ

20230917
・扇風機、どれも構造が全く一緒で安心する。

20230921
ランダム単語ガチャを引きながら考えた川柳
・車窓から投げっぱなしのフリスビー
・酎ハイとレモンサワーにおよぶ差異
・自分をモノに喩え、「現代アート
・『一汁い/はい、土井善晴、お見事正解。
川柳の形を保たなくなったので終わり。

20230924
・ついに秋が来てテンションが上がる……というのは嘘で明日から後期が始まるので下がる。

20230929
・季節の変わり目のせいか、後期が始まるストレスか分からないけれど、どうにも調子が上がらない。日記の量にもそれが表れている。これは先月いっぱい書いた反動もあるけれども。
 とにかく眠い。寝る時間は変わっていないのに11時くらいにならないと起き上がれない。それでもなお疲れているな、という自覚があるので家で過ごしたりするのだけれど、一向に改善されない。

20230930
・ガストの券が余っていたことを思い出してデザートを食べに来た。グラスワインを頼んでみたら何やらゴツいグラスで来た。割れないようにそうしているのだろうが、ワイングラスってもっと薄いイメージだったのでちょっとがっかりした。ソムリエはグラスによって味わいが違うみたいなことを言っていた気がする。
 肝心の味はというと、自分の大雑把な舌ではアルコールしか感じることができなかった。ビールと同じ味がする、というのはやや言い過ぎだが、葡萄の存在が感じられない。ワインは香りを楽しむ的なイメージがあったので嗅いでみたが、アルコールの匂いしかしない。耳を澄ませばちょっとだけ感じることができたが、やっぱりアルコールすぎる。ワインってこうなのだろうか?それともここのワインが安物なせいなのだろうか?
 普段お酒をほとんど飲まないので良さが未だに分からない。酔うまで飲んだこともない。「ほろよい」を色んな味がある豆乳と同じノリで楽しんでいる。

20231001
・あとがき
8月は頑張ったのに9月はちっともやる気がでない月になりました。先月の1/3くらいの量しか書いていないし、今月全然書いてないな……ってなって無理矢理書いた日もちらほら。1日に使えるエネルギーの量を超えた活動をしていたツケを払わされている感覚です。ああ、ニートになりたい……

夏やすみ 風あざみ

そろそろ本当に誰も読まなくなっています

20230802
・「X」からTwittertweetという文字が淘汰された。tweetはpostに、Twitter Blueは単純にBlueに。なんだかSNSとしてのアイデンティティが失われた気がするが、そこまでする必要があっただろうか。
 もしかしてイーロンマスクが癇癪を起こしたのではなく、世界がバグってTwittertweetの文字が使えなくなったのではないのか。

 人々はかつてのTwit…のことなど忘れ、辞書からもt…etの文字が消えた。そして たちは    ことをやめた。今、私たちは静かな、しかし風情のない住宅街がただ広がる世界「X」に足を踏み入れたのだ。

20230804
・図書館に本を返すためだけに往復3時間かけて大学へ行った。この夏に。昨日本を持っていくのを忘れたのが悪いのだけれど貴重な体力が削られるのが良くない。
・自分がイーロンならF○ck Summerとかに改名しちゃうかもしれない。イーロンでよかったね。


オープンすぎる

20230811
・1週間ぶりの日記になった。暑さにも飽きてきたし、課題やら研究やらで忙しかったのでこの1週間の記憶がない。
・明日親戚の集まりに出るのだが、あんまり乗り気がしない。空虚な人生を歩みすぎていて、それを誰かに見られるのが嫌なのかもしれない。
・暑いから水分をよく摂るのだけれど、麦茶を沸かすのをサボってペットボトルのジュースに頼ることが多い。やかんを火にかけると部屋が暑くなるし、なかなか冷えた状態で飲めないというのも鶴瓶を蔑ろにしている要因ではある。自分でもびっくりするくらいジュースの消費ペースが早いので、夏が終わる頃には糖尿病になっていないか心配である。

20230812
・車窓から街を眺めていると、街の中心部に近づくにつれて建物が高くなっていくことに気がついた。当然といえば当然なのだが、人の面白さを感じた。
・中心部から離れたところにタワーマンションが見えた。周りの建物の高さに埋もれる中心部のタワーマンションと比べて明らかに目立っている。
 あのタワーマンションが存在する理由は何なのだろう?周りの建物の高さと立地からすると、少なくともあそこまで空間を積み上げる必要はない訳で、眺望以外であのマンションの「ウリ」は何なのだろうか。
 もしかするとあの不必要に高い塔はあの街の支配の象徴なのかもしれない。最上階には魔王が住んでいて、こうやって車窓から眺めている今も勇者が階段でワンフロアずつ攻略しているのだ。

20230814
・バスボールを見ていると、「入浴料」という表記があった。てっきり誤字なのかと思っていたら、他のバスボールにもその表記がある。調べてみると「入浴剤」の場合は医薬部外品で、「入浴料」の場合は化粧品扱いなのだそうだ。おそらく法律まわりの関係でそんな表記をしているのだろうが、「料」という漢字を選んだ理由が知りたい。漢字的には染料の料と同じような意味で「料」を使っているのだろうが、「入浴料」という言葉は当然銭湯や温泉に入るための料金という意味がある既存の言葉だ。
 じゃあ別の漢字を当てろと言われると困るけれど。「入浴粉」「入浴泥」「粉体入浴液」……

20230816
・自分以外の人に会うと、みんなまともすぎておかしくなりそうだ。まともじゃないのは俺だけか!
 モラトリアムの終わり特有なのかもしれないが、周りの人がちゃんと就職して働いていたり、就職が決まっていたりすると、まだそうではない自分はああはなれないような気がしてくる。想像の及ばない領域なのもあるが、他人が当たり前に越えているハードルが自分には余りにも高く見える。ハードルのたびに減速して、どんどん遅れていく感覚がする。
 全然関係ないが、学校でハードル走をやっていた時期にちょうどハードルに足をぶつけて骨折した親戚の話を聞いてずっとビビりながら走っていた。今もハードルは怖い。

20230822
・映画100日間生きたワニ徹底レビュー

今100ワニを見た。そうやって生きている。
・全体的に会話が弾んでいないようなシーンが多かった。全体的にそうなのでそういう雰囲気といえばそうなのかもしれない。
・後半を見るとこれがある程度意図的なものな気がした。でも弾んでなさすぎる。
・設定が固まり切ってない感じがどうしても気になった。服を着ていたり着ていなかったりする100ワニくん、フリーターっぽいのにバイトやめて次を探す気配もなかったり、両親から心配される様子もない100ワニくん。
・でもこの設定の緩さは100ワニくんにほぼ集約されていて、100ワニくんのいない後半はほとんど気にならなかった。(他のキャラの掘り下げが後半にあるせいでもあるが)
・人間のポジションを擬人化された動物が担っているが作中の映画に普通の馬が出てきてビビった。
・結末を先に示唆することで雰囲気を出している前半(原作部分)に対して後半(映画オリジナル)はストレートな感動、悪く言えば「わかりやすいエモ」を最後の最後まで徹底している。この部分がちょっと胃もたれすると言えばするが、これはこれで良いのだと思う。そもそも個人的にベタベタなのは嫌いではないので。
・いろいろあって酷評されがちな本作だが、全体的に悪くなかった。アマプラのレビューは星2.5だったが、個人的には3.5くらいあっても良いんじゃないかと思っている。1時間で見れるのでみんな見よう!ちゃんと面白いよ!

20230824
・ラーメン屋で替え玉を頼んだ。さすがに多かった。

20230825
・あるアーティストのライブを配信で見た。「良さ」の塊を浴びせられ続けた。自分で何かした訳ではないけれど、身体の中にこういう「良さ」を蓄積していくことで人間として成長できるのかもしれない。

20230826
・毎日書いてないのに日記を自称してるの詐欺だなと今更思った。ただ毎日書けるかというと絶対にノーなので変えるつもりはない。家でYoutube見て終わる日とか当たり前にあるので。
・そもそも日常の全てを出力する必要はないし、毎日日記を書いている人でもそれをしている人はいないんじゃないだろうか。出力する出来事のボーダーを上げ、書く労力を減らしてなんとかこの「日記」は続いています。今月はなんか書くモチベが高いので(というか暇なので)なんでも書いているけれど。

20230827
・テレビで安全地帯の40周年コンサートをやっていたので見た。去年行こうと思ってたのにチケット発売開始のアナウンスを見逃して行けなかったやつ。メンバー全員60を越えていて、昨年ドラマーの方が亡くなったのでいつまで続けてくれるのかなぁと思いながらしみじみと見ていた。(数年に一回しかライブをしないので次があるかどうかも分からない。)安全地帯にかぎらず、今自分が好きなコンテンツたちもいつかはひっそりと、または花火のように派手に終わるのだと思うと寂しくなった。自分の好きなものは永遠に続かないのに自分の人生は永遠に続くの、人生の悪いところだ。

20230829
・大雑把な人間すぎて千切りができなかった。もうダメかもしれない。(でもおいしかった)
・この街は自転車で回るのが楽しいと今更気がついた。ここに来たときは散歩しても何か足りない、つまらない街だと思っていたが、それは自分の楽しみ方が間違っていたに過ぎなかったのだ。

20230830
・勘で書いたSF

探査船「####-##-#」からの連絡(抜粋)

 船内時間で出発より****日、高密度領域#-##への侵入を確認。衝突の回避および周辺の詳細な探査のため、速度を落としての航行を開始。

〜〜〜

 前回報告より*日、特異な環境が認められる天体を確認。####命名規則より##-#/**星と名付ける。軌道解析の終了後、周回軌道に突入し詳細な分析を行う予定。

〜〜〜

 船内時間で出発より****日、第一環境解析が完了。
自転/公転周期 **/**** h
気温***~** ℃、
構成元素ケイ素マグネシウム鉄……
大気成分……
……

 調査の結果、レベル*の生命体の存在を確認。地上に降下しての調査では接触が避けられないため、宇宙調査管理法第**条に基づき地上調査の判断を総裁に要請する。
 データの送信後、文明との接触を避けるため周回軌道を離れ、#-##/**の周回軌道にて待避を行う。

〜〜〜

「……よく解読出来ましたね、所長。」
 ある夕暮れの屋上で、レポートに目を通した若手研究員は驚きの声を上げた。
「最近のAIは凄いからね。ある程度のデータがあれば未知の言語だって翻訳しちまうのさ。」
 所長と呼ばれた男は欠伸をしながらつまらなさそうに答えた。
「所長、どうしてそんなにテンション低いんですか。大発見ですよ大発見!地球の外にも知的生命体が存在する証拠じゃないですか!」
「これは世間には公表しないことになったからさ。俺のボーナス増額もなくなったよ。」
 ほんの少し生まれた沈黙を嫌うように、男はポケットからタバコを取り出し火をつけた。
「どうしてですか?学者達が今まで追い求めて来た問題が解けたんですよ!」
 煙が空に向かう。
「宇宙人がいるという事実よりもそれを知った場合の人類の混乱の方が大きい、というのが俺を含めた上の人間で一致した意見だ。今見たのも忘れてくれ。」
 そういって彼は空いている左手で若手研究員からバインダーをひょいと奪い取った。
「いや……これは人類全体で取り組まなきゃいけない問題でしょう!また宇宙人が来たら地球の技術が数段進むかもしれないし、逆に滅ぼされることだってあり得ますよね?ここで握り潰したら人類史上最大のチャンス、ピンチかもしれないですけど……、それを逃すことになりますよ!」
 食い下がる若手研究員を横目に、彼は柵にもたれかかり空を見上げた。
「未知の探査船は木星付近に1ヶ月ほど滞在したあと、外側に飛び去ってとっくに人類の観測範囲から外れてる。この意味が分かるかい?彼らはたった1ヶ月待ってどこかから『これ以上の調査は不要』という指示を受け取って地球から離れたんだ。交流にも侵略にももう来ないだろうから安心しな。
 それと、判断に要した時間と宇宙の広さを考えれば、少なくとも彼らは光速を越える通信技術を持っているし、通信の内容を読むと宇宙探査がかなり体系化されているのがわかる。結局、そこまで高度に発展した文明にとって、この星は価値も珍しさもないよくある星に過ぎなかったんだろうね。」
 2人はしばらく空を見上げていた。


・部屋に黒いアレが出た。最初は壁を登って勢いよくトコトコしていたのだが、壁側真ん中くらいの天井まで来て固まってしまった。いつもは冷蔵庫の裏に住んでいるはずなのだが、勢いのまま飛び出したら人間と鉢合わせてしまって向こうも「ヤベッ……」ってなったのかもしれない。
 以前にも奴とは出会っているのだが、それは大体深夜のことだった。人間の寝る時間に彼らは動いているのだ。そう考えると結構向こうも配慮してくれてるのでは、と思った。少しだけ仲良くなれたような気がした。

20230831
・あとがき
夏休みなので比較的自由で精神的には楽ですが、将来のことを考えてはなんだかな〜、となる日々が続いています。
何故か書くモチベだけが高くてなんでもありの大ボリュームになってしまいました。ここまで読んでくれてありがとうございます。モチベがあるからといってクオリティが上がる訳ではない(むしろ下がる)のは困ったところ。